梅仕事

梅干と梅酒

こんにちは、カウンセラーの坂上です。

連日の猛暑で、早くも夏バテ気味という方も多いのではないでしょうか。
こんな時にはどうしても冷たい物ばかり飲んだり食べたりしがちですよね。
でも、そういう生活を続けていると、どうしても胃腸が弱ってしまうので、ますます体力が落ちてしまいます。

夏バテや熱中症予防には、汗で出ていってしまう塩分やミネラル分をしっかり摂ることが大切ですが、かといってスポーツドリンクは糖分がかなり多いので、摂りすぎると糖尿病の恐れがあると言われています。

それで私は時々、スポーツドリンク代わりに梅酢を水で薄めて飲むようにしています。
去年漬けた蜂蜜梅干の梅酢なので糖分も適度にあり、なかなか美味しいものです。

今年も梅仕事の季節を迎えて、梅酒に梅干、梅シロップを漬け、少し傷んでいた梅は梅ジャムにしました。梅干作りの際にできるのが先程の梅酢です。
この塩漬けした梅を天日干ししたら梅干の出来上がり。今年の梅仕事は終了です。

手間は確かにかかりますが、自家製のものは無農薬で添加物も入っていないので、何より安心安全です。
それに、一度仕込んだらあとは時間が作ってくれる、というこのプロセスが私は大好きです。
味噌作りもそうですが、時々様子を見ながら「よしよし」と思って嬉しくなります。

一度、糠床を混ぜていた時に、「まるでペットみたいやね」と姪に言われたことがありました。
糠漬けは、梅酒や梅干のように一度仕込んだら長期間ほったらかしというわけにはいきません。
毎日のようにかき混ぜないといけませんが、それがペットの世話のように思えたのでしょう。
言われてみて、「あぁ、確かに菌のお世話をしてるなぁ。」と改めて気づきました。
発酵食品作りは、動植物を育てるのと似ているのかもしれません。

動植物を育てることは、ストレスの軽減・緩和やリラックス効果があり、心の安定に役立ちます。成長する様子を見ることで、自己の成長や発展を感じることができるとも言われています。
また、母性を育てることにも有効です。

発酵食品はさておき、何かを育ててみることで、あなたの生活がより穏やかなリラックスしたものに変わるかもしれませんよ。

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