性格改善カウンセリング

今のあなたの性格・気質・考え方は、生まれ持った要素(気質)と、親との関わりや育てられ方を含む環境的要因との相互作用によって形作られてきたものです。性格は固定されたものではなく、よりよい方向へと少しずつ変化・調整していくことが可能です。日々の工夫や習慣の積み重ねが、新しい自分を形作っていきます。

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目次

「変わりたい」と願うあなたへ。心の専門家と歩む、新しい人生の物語

「こころの成長」

電車の中で、ふと窓に映った自分の顔を見て、ため息をついたことはありませんか?

鏡の中にいる自分が、どこか遠い存在のように感じられる。

「どうして私は、いつもこうなんだろう…」

人前で意見を言えなかった自分。

些細なことでイライラしてしまった自分。

誰かの言葉に傷つき、一日中引きずってしまった自分。

自分の性格が原因で、生きづらさを感じたり、大切な人との関係がうまくいかなかったり…。そんな悩みを抱えながらも、「これが自分だから仕方ない」と、諦めている方は少なくありません。

しかし、本当にそうでしょうか?

もし、あなたの性格の多くが、これまでの人生で身につけてきた「心の習慣」に影響されているとしたら?そして、その習慣は、意識して変えていくことができるとしたら?

大阪聖心こころセラピーの「性格改善カウンセリング」は、あなたのその「変わりたい」という気持ちを、心の底から応援します。これは、あなたの心の声に耳を傾け、不要な心の習慣を手放し、あなたらしい幸せな生き方を再び見つけ出すための旅なのです。
この記事では、性格がどのように作られるのか、なぜ私たちは変われないと感じてしまうのか、そして、カウンセリングがどのようにあなたの心を変えていくのかを、具体的な例を交えながら、優しくお伝えします。

性格はどこから来るの?

「こころの成長の始まり」

私たちの性格は、まるで家を建てるように、少しずつ、時間をかけて形作られていきます。

家を建てるとき、まず「地盤」となるのが、私たちが生まれ持った個性です。人によって、元々社交的だったり、一人でいるのを好んだりする違いがあるように、これは遺伝的な要素が強く、大きく変えることは難しい部分です。この個性を、心理学では「気質」と呼びます。

しかし、その地盤の上に建つ「家(性格)」は、私たちが生まれてから経験したあらゆる出来事によって、形作られていきます。これが、後天的に作られた「心のクセ」です。

【心のクセが生まれる瞬間の例】

  • 子どもの頃、頑張っても褒められなかった

→ 「自分は誰かに認められないと価値がない」という思い込みのクセが生まれる。この思い込みは、大人になっても、無意識のうちにあなたの行動や考え方を支配し続けます。

  • 人前で意見を言って笑われた

→ 「人前で発言すると恥ずかしい思いをする」という臆病になるクセが生まれる。この過去の出来事が、今のあなたの発言を無意識のうちに止めてしまいます。

  • 親がいつもイライラしていた

→ 「身近な人がイライラするのは、自分のせいだ」という他人の顔色をうかがうクセが生まれる。これにより、あなたは常に周りの人の感情を気にしながら生きるようになります。

これらの心のクセは、最初はあなたの心を傷つけないための「心の盾」でした。しかし、大人になった今、その盾が重荷となり、あなたの自由な行動を妨げてしまっているのです。性格改善カウンセリングは、この重たい心の盾を、安全な場所で少しずつ手放していくお手伝いをします。

変われない理由はどこに?

「もうこんな自分は嫌だ!」と強く決意しても、気がつけば、また同じパターンを繰り返してしまう。このもどかしさには、誰しも心当たりがあるのではないでしょうか。

実は、私たちの心の中には、無意識のうちに私たちを同じ場所に戻してしまう「心の落とし穴」が存在します。

心の奥底にある「思い込み」

これは、過去の経験から作られた、あなたの人生を動かす「無意識のルール」のようなものです。心理学では「スキーマ」と呼ばれます。たとえば、子どもの頃に何度も否定された経験があると、「自分は何もできない人間だ」という思い込みが心の奥底に深く根付いてしまいます。

この思い込みは、まるで古い地図のように、あなたが新しい道を歩こうとすると、「いや、この道は危険だよ」と引き止め、慣れた古い道へと戻してしまいます。新しい仕事に挑戦しようとすると、無意識のうちに「どうせ失敗する」とネガティブな考えが浮かんでくるのは、この古い地図のせいです。

現実を歪める「考え方の偏り」

思い込みが強いと、私たちは物事を客観的に見ることが難しくなり、考え方に偏り(心のクセ)が生じます。これが、ネガティブな感情を生み出す直接的な原因です。心理学では「認知の歪み」と呼ばれます。

【考え方の偏りの例】

  • 白黒思考:物事を「完璧に成功するか、完全に失敗するか」の二極端で捉えてしまうクセ。例えば、たった一度のプレゼンの失敗で「自分はもうダメだ」と決めつけてしまう。
  • 心のフィルター:たくさんの良いことがあった日でも、たった一つの嫌なことばかりを考えてしまうクセ。例えば、99人から褒められても、1人からの批判だけが頭から離れない。
  • 未来の読みすぎ:まだ起きていない未来のことに対して、「きっと悪いことが起こる」と根拠もなく決めつけてしまうクセ。例えば、友達からの返信が少し遅れただけで「嫌われたのかもしれない」と思い込む。

このような考え方の癖があると、私たちは常に不安や緊張でいっぱいに満たされ、本来持っているあなたの魅力を隠してしまいます。カウンセリングは、この「心の落とし穴」の存在に気づき、古い地図を新しい地図に書き換え、考え方の偏りを修正していく作業なのです。

心の再生3つのステップ

「輝く笑顔」

大阪聖心こころセラピーでは、あなたの心に深く寄り添い、確かな変化をもたらすための3つのステップでカウンセリングを進めます。

ステップ1:過去の心の地図を解読する

まずは、あなたの心の奥底にある思い込みや、考え方のクセがどこから来たのかを、カウンセラーと一緒に探っていきます。

  • 過去の自分と向き合う: カウンセラーとの対話を通じて、過去の辛い経験や、家族との関係についてじっくりと語っていただきます。私たちは、あなたのどんな感情も否定せず、ただ受け止めます。
  • 根本原因を探る: なぜ特定の状況で特定の感情が湧き上がるのか、その根本的な原因を言語化し、意識化していきます。このプロセスは、まるでごちゃごちゃになった心の糸を、一本一本丁寧にほぐしていくようなものです。

ステップ2:新しい心の地図を描く

根本原因がわかったら、次は具体的な行動に移る段階です。私たちは、過去のパターンを断ち切り、新しい自分になるための「心の筋トレ」を始めます。

  • 考え方のクセを変える練習: 「どうせ失敗する」という思い込みに対して、「もしかしたらうまくいくかもしれない」という新しい考え方を意識的に試してみます。
  • 小さな行動から始める: 「人前で話すのが苦手」なら、いきなり大勢の前で話すのではなく、まずは「信頼できる友人一人と、少しだけ自分の意見を話してみる」というような、達成可能な小さな行動から始めます。

このステップは、新しい道を歩く練習のようです。最初はぎこちなくても、少しずつ試していくことで、新しい行動があなたの「心の習慣」になっていきます。

ステップ3:新しい自分を統合する

性格改善の最終的なゴールは、あなたがあなたらしく、心の底から満たされて生きることです。

  • ありのままの自分を許す: 完璧主義を手放し、「できない自分」や「失敗した自分」を責めるのではなく、「それでも頑張ったね」と優しく声をかけてあげる練習をします。
  • 自分の価値を見つける: 自分の得意なことや、誰かの役に立てたことなど、あなたの良い面を再発見し、自分の中に「価値」があることを感じられるようになります。

心の悩みを解きほぐすヒント集

「こころの解放~自由への飛翔~」

ここからは、よくある性格の悩みを解決するための、具体的なヒントをお伝えします。これは、カウンセリングで私たちが実践しているアプローチを、より身近な言葉でご紹介するものです。

マイナスの思い込みを乗り越える

お悩み: 「どうせ無理」「私なんて…」といつもネガティブに考えてしまう。

原因: 過去の失敗や周りからの否定的な言葉が、あなたの心に「自分はダメな人間だ」という強い思い込み(スキーマ)を根付かせている可能性があります。この思い込みは、あなたの行動を始める前から止めてしまいます。

実践法:

  • 「思考の証拠集め」:自分のネガティブな思い込みに対して、「本当にそうかな?」と問いかけてみましょう。「自分には価値がない」という思い込みがあるなら、過去に誰かに褒められたことや、感謝された経験など、「自分の価値を示す証拠」をノートに書き出してみてください。
  • 言葉の力を使う:「どうせ無理」と言いそうになったら、意識的に「まずはやってみよう」「何とかなるさ」といったポジティブな言葉に置き換えてみましょう。言葉は、あなたの思考を確実に変える力を持っています。

人目を気にせず自分らしく

お悩み: 他人の顔色ばかり気にして、本当の自分がわからなくなる。

原因: 過去に自分の意見を言って傷ついた経験や、周りの期待に応えることで褒められた経験が、あなたの心に「人から好かれるためには、自分の気持ちを我慢しなければならない」というルールを作っています。

実践法:

  • 「自分の気持ち」に焦点を当てる:相手の表情や言葉に一喜一憂するのではなく、「私は今、どう感じているだろう?」と自分の心に意識を向ける練習をします。
  • 「ノー」を言う練習:相手の期待に応えるために、嫌なことを引き受けていませんか?まずは、小さなことから「それはちょっと…」と、優しく自分の気持ちを伝える練習をしてみましょう。

完璧じゃない自分と仲良くなる

お悩み: 完璧でないと気が済まず、いつも自分を責めてしまう。

原因: 「完璧でないと愛されない」「失敗したら許されない」という思い込みが、あなたの心に常にプレッシャーを与えています。この思い込みは、あなたの行動を始める前から制限してしまいます。

実践法:

  • 「まぁ、いいか」を口癖に:少しミスをしてしまっても、「まぁ、いいか」とつぶやいてみましょう。この一言は、あなたの心を締め付けている完璧主義の鎖を解き放ってくれます。
  • 自分を褒める習慣:一日の終わりに、「今日は小さなことで怒らずに済んだ」「苦手なことに挑戦できた」など、できたことや頑張ったことを一つ見つけて、自分を褒めてあげましょう。

過去の辛い経験から自由になる

お悩み: 過去のトラウマや失敗が、今も心に影を落としている。

原因: 過去に経験した辛い出来事が、あなたの心に深い傷を残し、無意識のうちに「これは危険だ」とあなたを身構えさせています。その結果、新しいことへの挑戦を諦めてしまったり、人との交流を避けてしまったりします。

実践法:

  • 「過去の自分」に寄り添う:辛い経験をした過去の自分を、現在のあなたが優しく受け止めてあげましょう。「あの時、よく頑張ったね」と心の中で語りかけてみてください。
  • 新しい行動を起こす勇気:過去の経験から「これは危険だ」と避けていたことに、専門家のサポートを受けながら、少しずつ挑戦してみましょう。新しい経験が、過去の記憶を上書きし、未来への希望を与えてくれます。

自分に自信を持つには?

お悩み: 自分に何の価値もないと感じてしまう。

原因: 自分の中に「価値」がないと感じている人は、他人の評価にばかり頼ってしまいます。その結果、自分の行動基準がブレてしまい、自分らしい生き方ができなくなってしまいます。

実践法:

「小さな一歩」を積み重ねる:「毎日、寝る前に本を5分読む」「週に一度、新しい料理に挑戦する」など、小さな目標を立てて達成する喜びを味わいましょう。小さな成功体験が、あなたの自信の土台を築いていきます。

「自分だけの宝物」リスト:自分の得意なこと、好きなこと、人から褒められたこと、夢中になれることなど、自分を構成する「宝物」をリストアップしてみましょう。

心の専門家と歩む、あなたの物語

「自分の道を歩む」

性格を変えることは、決して簡単なことではありません。しかし、それは決して不可能なことでもありません。

大阪聖心こころセラピーは、あなたの個性を否定することなく、その心のクセや思い込みにじっくりと向き合い、「どうすればあなたらしく、もっと楽に生きられるか」を共に探していきます。私たちは、あなたのペースを尊重し、安心できる空間で、一歩一歩、あなたの心に寄り添いながら歩んでいきます。

もし、あなたがこの長い文章を最後まで読んでくださったなら、それはあなたの心が「変わりたい」と強く願っている証拠です。その大切な気持ちを、もう一人で抱え込まないでください。

あなたの人生は、あなたのものです。その物語を、希望に満ちた新しい章へと書き換えていきませんか。私たちは、あなたが自分らしい輝きを放ち、心から幸せに生きることを、心から願っています。

参考文献・参考資料

  • 石毛由紀子・無藤隆(2010) レジリエンスの資質的要因・獲得的要因の分類の試み パーソナリティ研究 19巻 2号
  • 平野真理(2013) 生得性・後天性の観点からみたレジリエンスの展望 東京大学教育学研究科紀要 第52巻

この記事を書いた人

榊原カウンセラーは臨床心理士・キャリアコンサルタント・管理栄養士。日本福祉大学大学院修了(心理学修士)、名古屋学芸大学卒。公立小学校での栄養教諭を経て、現在は心理・教育・栄養の複合的な視点から支援活動を行う。日本心理学会・日本心理臨床学会会員として、心の健康や対人関係に関する情報発信・執筆にも力を注いでいる。

この記事の監修者

公認心理師・臨床心理士。教育支援センターやスクールカウンセラーとして不登校支援や保護者相談、教職員へのコンサルティングに従事。心療内科や児童発達外来にて心理検査・カウンセリングも担当。現在はオンラインカウンセリングや、心理学と仏教を融合させたセミナー活動などを行っている。

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