アルコール依存症カウンセリング

アルコール依存症の相談は
大阪聖心こころセラピーへ
アルコール依存症とは、理性的な制約の下にお酒を嗜むことが出来ない人を言う。飲酒運転、泥酔、酒の上での口論やトラブル、信頼の失墜共に人生を歩む家族をこれ以上失望・絶望させてはいけない。道はこの依存症からの脱却のみ
関連性のあるテーマ
隠れた孤独が引き起こす病:アルコール依存症の真実

「孤独と向き合う」
アルコールは、古くから人々の生活に溶け込み、コミュニケーションやストレス解消の手段として親しまれてきました。しかし、その手軽さゆえに、依存症という深刻な病に陥るリスクを多くの人が見過ごしがちです。
アルコール依存症は、単に「お酒が好き」というレベルを超え、個人の人生だけでなく、大切な家族や友人との関係性、社会的信用、そして心身の健康を蝕んでいく病です。その過程は、まるで気づかぬうちに少しずつ崩壊していく砂の城のようかもしれません。
この記事では、アルコール依存症のメカニズム、その背後に潜む心理、そして専門家による治療の重要性について詳しく解説します。自分自身や大切な人がこの病に苦しんでいるかもしれないと感じている方へ、一歩踏み出すための知識と勇気を提供できれば幸いです。
アルコール依存症とは?見過ごされがちな初期症状とサイン
「お酒は飲むけれど、自分は依存症じゃない」。そう考えている人は少なくありません。しかし、アルコール依存症は誰にでも起こりうる身近な病です。アルコールが原因で人生を台無しにしないために、まずはアルコール依存症の初期サインを知ることが大切です。
アルコール依存症の自己診断チェックリスト
以下の項目に3つ以上当てはまる場合、アルコール依存症の可能性が考えられます。
- 飲酒量の増加: 以前よりお酒に強くなったと感じ、飲む量が増えた。
- 飲酒コントロールの喪失: 適量でやめようと思っても、ついつい飲み過ぎてしまう。
- 禁酒の失敗: 禁酒日を設けても、その約束を破って飲んでしまう。
- 飲酒の優先: 飲酒が原因で、大切な約束や用事を忘れたり、守れなかったりしたことがある。
- アルコール起因のトラブル: 飲酒が原因で家族や友人と口論になったり、人間関係のトラブルを起こしたりしたことがある。
- 身体症状: お酒を飲まない日に、イライラしたり、手や体が震えたりする。
- 記憶の欠落: 飲んだ翌朝に、前夜の記憶が一部または全てないことがある。
- 飲酒習慣: 毎日飲むのが当たり前になり、飲まずにはいられない。
- 飲酒目的の変化: ストレス解消や気分の切り替えのためにお酒を飲むことが増えた。
- 酔い方の変化: 酔うと感情的になり、怒りを表したり、愚痴をこぼしたり、説教したりする。
- 酩酊による問題: 酔って路上で寝てしまったり、持ち物をなくしたりしたことがある。
これらのサインに気づくことが、回復への第一歩となります。また、大切な人がこれらの症状を抱えている場合、その苦しみに寄り添い、専門家への相談を促すことが重要です。
依存症を深く知る:精神的依存と身体的依存

「アルコール依存症の苦痛」
アルコール依存症は、主に「精神的依存」と「身体的依存」の二つの側面から成り立っています。この両者が互いに影響し合い、依存のループを形成します。
お酒が頭から離れない精神的依存
精神的依存は、お酒を飲みたいという強い欲求に駆られる状態です。お酒がなければ物足りない、お酒がないと楽しい気分になれない、といった思考が頭を支配します。
この状態になると、お酒を飲むことだけが目的となり、仕事や家族、友人との時間よりも飲酒を優先するようになります。
家族が「お酒さえ飲まなければいい人なのに」と嘆くように、大切な約束を何度も破ったり、二日酔いで仕事を休んだりすることも珍しくありません。周囲からの信用を失い、人間関係が崩壊していく悪循環に陥ってしまうのです。
体がアルコールを求める身体的依存
身体的依存は、アルコールが体から抜けると、様々な不快な症状(離脱症状)が現れる状態を指します。
アルコールは、麻薬や覚せい剤と同じように依存性のある薬物です。長期間の大量飲酒によって、脳や神経系がお酒のある状態に慣れてしまい、アルコールが抜けると、手が震える、汗をかく、幻覚や幻聴が聞こえるなどの離脱症状が現れます。
この段階では、もはや個人の意志の力だけではお酒をやめることは極めて困難です。禁断症状を抑えるために、あらゆる手段を使ってお酒を求めてしまいます。結果として、周囲の人間は離れていき、孤立を深めてしまいます。
アルコール依存症になるのは意志が弱いから?その誤解を解く
アルコール依存症は、「意志が弱い」「だらしがない」といった誤った認識を持たれがちです。しかし、これは根拠のない偏見です。アルコール依存症は、誰でもなりうる「病気」です。
依存症の背景にある心の叫び
アルコール依存症になる人の多くは、心理的・環境的な要因でお酒に救いを求めています。
- 過去のトラウマや心の傷: 幼少期の経験からくる不安や抑圧、ストレスを抱え込んでいる人が、お酒を飲むことで一時的な快感や現実逃避を得ようとします。
- ストレスフルな環境: 職場や家庭でのストレス、人間関係の悩みから逃れるためにお酒に頼ってしまうケースは非常に多いです。
- 孤立や孤独感: 寂しさや疎外感を埋めるため、お酒が唯一の話し相手になってしまうこともあります。
このような心の状態は、お酒を飲むことで一時的に満たされますが、根本的な問題は解決されません。むしろ、お酒への依存が深まることで、さらに苦しい状況に追い込まれてしまうのです。
見過ごされがちな女性のアルコール依存症
近年、女性のアルコール依存症が増加傾向にあります。これは、社会進出に伴うストレスや、育児、家事の負担、夫の不在による寂しさなど、女性特有の悩みが背景にあると考えられます。
女性は家庭内でひっそりとお酒を飲む「隠れ飲み」が多く、周囲に気づかれにくいという特徴があります。そのため、問題が深刻化するまで発見が遅れることも少なくありません。
アルコール依存症が引き起こす家庭の崩壊

「崩壊していく家族関係」
アルコール依存症は、本人だけでなく、その家族にも深刻な影響を与えます。
家族が抱える苦しみと葛藤
アルコール依存症の家族は、本人の飲酒問題に振り回され、様々な苦しみを抱えています。
- 精神的負担: 飲酒によるトラブルや暴言、暴力に怯え、精神的に疲弊していきます。
- 経済的負担: 飲酒代やトラブルの後始末、仕事を失った際の生活費など、経済的な負担が増大します。
- 人間関係の悪化: 家族が協力して問題に取り組もうとしても、本人が否認したり、反発したりすることで、家族関係がギクシャクしてしまいます。
- 子どもの健全な発達への影響: 飲酒する親の姿は、子どもの情緒的・精神的発達に悪影響を及ぼす可能性があります。
家族は「言っても聞かない」「どうせまた繰り返す」と諦め、見て見ぬふりをしてしまうこともありますが、それでは問題は解決しません。時には、心を鬼にして本人の尻拭いをしないことも必要です。例えば、飲酒による借金の肩代わりをしないなど、本人が自分の行動の責任を取るように促すことも重要です。
根本原因へのアプローチが不可欠
アルコール依存症の治療では、本人がなぜお酒に依存するようになったのか、その根本的な原因を解き明かすことが不可欠です。
家族は本人の気持ちを理解しようと努め、何に不安や不満を感じているのかを知ることが大切です。本人もまた、自分の内面と向き合い、お酒に頼らざるを得ない状況を客観的に見つめ直す必要があります。
回復への道筋:アルコール依存症からの脱却

「克服の第一歩」
アルコール依存症からの回復は、決して簡単な道のりではありません。しかし、適切な治療と家族のサポートがあれば、必ず克服できます。
専門家と歩む治療のプロセス
アルコール依存症の治療は、医療機関や専門機関との連携が不可欠です。
- 医療機関での治療: 離脱症状の管理や、飲酒量を減らすための薬物療法など、身体的な治療を行います。
- カウンセリング: 専門家との一対一のカウンセリングを通じて、依存の根本原因を探り、アルコールに頼らないストレス解消法や生活習慣を身につけます。
- グループ療法: 同じ悩みを持つ人々と経験を分かち合うことで、孤立感が解消され、回復へのモチベーションが高まります。
特に、グループ療法は効果的ですが、「人前で話すのが苦手」「人見知り」という人も多いでしょう。そうした方には、マンツーマンでのカウンセリングがお勧めです。専門家が本人の気持ちに寄り添い、少しずつ心の扉を開いていくお手伝いをします。
家族のサポートが回復の鍵を握る
アルコール依存症の克服には、家族のサポートが欠かせません。
専門家への相談: 家族だけで抱え込まず、カウンセリングなどの専門機関に相談してください。家族自身の心のケアも重要です。
理解と受容: 依存症は病気であることを理解し、感情的にならずに長期的な視点で向き合うことが大切です。
褒めること: 飲まない日があれば、「よく頑張ったね」と褒めてあげましょう。小さな成功体験が、本人の自信につながります。
潜在意識に働きかける心理療法と新たな人生の始まり

「新しい人生のスタート」
アルコール依存症は、本人が「大丈夫」と否認している場合でも、家族が「異常な飲み方だ」と感じているなら、それは治療が必要なサインです。放置すれば、本人の健康だけでなく、家族にも大きな迷惑をかけてしまいます。
依存症の根本原因を解き明かす
大阪聖心こころセラピーでは、アルコール依存症克服のためのカウンセリングプログラムを提供しています。このプログラムでは、本人がなぜアルコールに頼るようになったのか、その根本的な原因を潜在意識レベルから探ります。
- 根本原因の特定: カウンセリングを通じて、心の奥底に潜む不安や不満、ストレスの正体を明らかにします。
- 潜在意識への働きかけ: 心理療法を用いて、お酒に頼らずとも、自分らしく生きていけるよう、潜在意識をポジティブな方向に書き換えていきます。
最終的に、アルコールへの依存から脱却し、自分自身で飲酒量をコントロールできる状態を目指します。重度のアルコール中毒の方でも、専門的な治療を受けることで、生涯にわたるアルコール摂取を止めることは可能です。
脱アルコール依存症:新しい自分と未来の自分へ
アルコール依存症を乗り越えることは、新しい人生の始まりを意味します。飲酒が原因で失った社会的信用や家族との絆を取り戻し、人間らしい生き方を再構築できます。
誰にも言えなかった悩みを専門家へ
アルコール依存症を乗り越えることは、新しい人生の始まりを意味します。飲酒が原因で失った社会的信用や家族との絆を取り戻し、人間らしい生き方を再構築できます。
誰にも言えなかった悩みを専門家へ
アルコール依存症は、本人も家族も「言っても聞かない」「どうせ治らない」と諦めてしまいがちな病です。しかし、諦める必要はありません。
大阪聖心こころセラピーでは、あなたやあなたの家族が抱える悩みに真摯に向き合い、依存症を克服するためのサポートをいたします。
一人で悩まずに、まずは一度ご相談ください。一歩踏み出す勇気が、あなたとあなたの家族の未来を変える力となります。
参考文献・参考資料
- 樋口進(2018)『新版 アルコール依存症から抜け出す本』 講談社
- 湯本洋介(2024) アルコール使用症の概念の変遷と現状,今後求められるアプローチへ 産業精神保健 32巻 2号