夏の暑さが終わり、寒さとの戦いが始まる。
大阪万博も終わった。
新しく季節が移り変わってゆく。
深まる実りの秋…
楽しみ。
一瞬で過ぎゆく秋の爽やかさに、できるだけ長く浸っていたい。
毎年、今年はどんな『○○の秋』にしようかと思い巡らす。
食欲、運動、行楽、読書、アートなど様々な魅力あふれるフレーズが並ぶ中、今気になるのは秋の花々。
コスモスや彼岸花、金木犀など、春に負けず劣らず色鮮やかで、風に揺れている光景は目にもよく、心が和む。
暑さ厳しい夏の間、太陽の刺激を浴びていた身体に優しく沁みゆくような気がする。
この時期は連休や様々なイベントも多く、お出かけモードの方も多いはず。
季節の変わり目には、できるだけ優しい気持ちで自分自身を穏やかに柔らかく見守ってみることをおすすめしたい。
目を閉じて、落ち着いた場所で、思考を緩めて、自分のペースを取り戻す時間を作ってみよう。
どこかに腰をかけて、目を閉じ、ゆっくり口から息を吐き出す…急がず慌てず自然にふーっと。
最初は優しくゆっくり。
吐き出す息がなくなったら、身体は自然に息を吸う。
流れに身をまかせ、鼻からゆっくり入ってくる新しい空気で全身を満たす。
力まず、頑張らない。
これを数回繰り返す。
呼吸をしている自分をちゃんと意識する。
体内の空気が新しいものに入れ替わったことをじわっと感じてみる。
あらゆる五感に新しい色を足していく。