心の目で見る外の世界 ①


久しぶりです。竹谷です。
早いもので春はどこへやら、すっかり暑くなってきましたね。ジメジメした雨の日も増え始め、もう少しで梅雨入りしてしまうのでしょうか。
さて、今回は少し趣向を変え、心理学のお勉強のような話をしていこうと思います。と言っても難しいものではありません。普段の人間関係での困りごとについて心理学の知識を応用し、どういうことが起こっているのかを解明していきたいと思います。少し長くなりそうなので、前半は今月、後半は来月の記事にと2つに分けようと思います。
学生時代のクラスメイトやこれまでの職場などでなぜか分からないがこの人とはうまくいかない、別に悪い人ではないのにこの人と話しているとだんだん感情的になってしまってうまくやりとりができない、などというご経験はありませんか?あるいは、直接的なコミュニケーションはなくても、なぜか見るだけで嫌な感じがする、など。誰しも一人や二人は合わない方がいるのは当然で、そんな経験したことありません!みんな大好き!という天使のような方はなかなかいないのではないかと思います(もしいらっしゃったら師匠として崇め奉ります)。
例えば、ある職場にとても無口でぶっきらぼうな上司がいたとします。その人は別に悪い人ではないし、仕事も真面目にこなしている。しかし、部下とのコミュニケーションはほぼ皆無で、基本的に無表情。加えて、どこかを見続けてしまうクセのある方なので部下からするといつも怒っていて誰かを睨み付けているように感じられてしまう。そうなると部下は「何を考えているんだろう」という不安から常にビクビクと上司に気をつかってしまうでしょうし、上司も部下からなぜかビクビクされ場合によっては「私の何が気に入らないんだ!!」と怒り出してしまい適切なコミュニケーションはさらに難しくなるという悪循環に陥るかもしれません。
今回は例をお示しするだけとなってしまいましたが、後半は来月また記載します。次回をお楽しみにー。