自己肯定感を高める心のサプリメント

リボべジレタス

こんにちは、カウンセラーの坂上です。

新年度が始まって2ヶ月が経ち、皆さんそれぞれに忙しい毎日を過ごしておられることと思います。
そんな日々の忙しさやストレスに押しつぶされそうなとき、心を癒し元気を取り戻すのにとても効果的なのが、動植物を育てることです。

植物の小さな芽や動物の愛らしい仕草に触れることで、心のバランスが整うだけでなく、自分の存在価値や能力を実感できるという心理的なメリットがあります。

中でも植物を育てることで得られる最大のメリットの一つが、自己効力感の向上です。
日々水をあげ、日当たりを調整し、小さな変化に気づく過程で、「自分にもできる」という感覚が自然に芽生えてきます。

動物を育てる場合も同じで、世話をしたり触れ合ったりすることを通して「自分の存在が誰かの役に立っている」と感じることができ、孤独感を和らげる役割も果たしてくれます。

私自身、最近はレタスのリボべジ(リボーンベジタブル=再生野菜)をしています。
ほんの小さなレタスの芯から新しい葉がグングン育つ様子は、想像以上に楽しいものです。

緑を眺めるだけでストレスホルモンのコルチゾールが減少するという研究もありますが、実際に育てることで、さらに深い満足感を得られます。
リボべジの場合は、食べる楽しみもありますしね。(笑)

また、リボべジのように「食材を無駄にしない」というエコな取り組みは、心理学研究でも幸福感や自己評価の向上に役立つことが示されています。

何より、植物や動物が成長する姿を目の当たりにすることで、「自分も前進できる」という自己肯定感を実感できるでしょう。
小さな芽が大きく育つように、心の中にも確かな力が宿っていく――そんな喜びを、動植物を育てる体験は教えてくれます。

とは言わないまでも、もし心が疲れていると感じたら、ぜひ身近な植物や動物の世話を始めてみてください。

動物を飼うのはなかなかハードルが高いという人でも、一鉢の観葉植物ぐらいなら手軽に始められるのではないでしょうか。
日々の小さな変化が、きっとあなた自身の成長と自信につながっていくはずです。

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