酷暑の中で〜過剰適応〜

富士山頂上から

連日、猛暑の波が続いていますが、おかわりありませんか。

 昼に元気でも、夜になって体調を崩すような熱中症の救急搬送が増えているそうです。

「心頭滅却すれば、火もまた涼し。」という禅の言葉。
平穏を保つ為の心の持ち様を説いていますが、この暑さでは、真の教えの意味を素直には受け取りがたく感じます。 

 気温が1度変わるだけでも、生態系に大きく影響が出ると言われます。

そして今、自然環境だけでなく、社会環境も変化が早くなっています。

私達は、そのなかで、新たな環境への適応を迫られる日々を送っています。

当たり前のように急き立てられ、走り続けて、心も身体もヘトヘトになってはいませんか。

相手や会社、組織の意向にそって対応し続け、自分の気持ちを後回しにするうちに「過剰適応」していませんか。

一生懸命、まわりや職場に合わせた末に「自分の心が、本当の気持ちがわからない。」という声を聴くことは少なくありません。

目に見えない「空気」、同調圧力といったものが、この酷暑と同じように自分をジワジワと痛めつけてはいないでしょうか。

喉が渇けば「水分をとる」

雨が降れば「傘をさす」
台風の時は「対策をたて、外に出ない」

疲れれば「休む」

本来、人間は五感を頼りに「身体と心」を守る判断ができます。
身体と同じように、「心」にもケアも必要です。

近年、「瞑想」は、宗教色を除いて「マインドフルネス」として、国内外の企業で盛んに取り入れられています。

立ち止まることで、感じられるゆったりと流れる時間。
耳を澄ませることで、響いてくる風鈴の音。 
ただ、ただ、自分がそこにあるだけになってみる。

せっかくのお盆休み。
タイパ、効率、インスタ映えといった、現代社会を少し脇において。

「身体と心の声」に耳を傾け、自分を労る時間を作ってみませんか。

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