よく聞く話だが、スケジュールが空いているとそこに予定を入れようとする。
空いているとつい詰め込んでしまうという。
結果、日々を息苦しいと感じることになっているのではないか。
私もそう思っていた。
予定のない日は、とても残念であり悲しいことだった。
スケジュール帳を書き始めた頃からそんな気持ちだった。
とにかく予定で埋めたい。何もない日は耐えられない。
用事はなくともなにかしら書いて埋めていた。
予定のない休日は”なんて生産性のない無駄な時間だったのか”と悔やんだり、友達にも会えない、会ってもらえない、孤独でみじめな人間なのだ、などと思ったりもしていた。
空白を埋めたいという気持ちもあるが、自分が暇な人間であることを知るのが怖いのかもしれない。
暇ってマイナスなことなのだろうか。
「忙しい」ということをどこか誇らしげに話す人がいる。
とても価値のある、称賛されることなのだろう。
人に必要とされているとも思えるからなのかもしれない。
本来、隙間があることで休息をとれるし、心の余裕にも繋がるはず。
予定がない自分は恥ずかしいことなのだろうか…
今は、そんな思いはほぼ持たずに過ごせている。
空いている日は”休み”と書いたり、シールを貼ったりして、それはそれで楽しい。
意図的に隙間を作るということはとても難しいことだと聞く。
今は暇だという言葉はあまり使わないが、予定がないことをとても喜んでいる。定期的に、予定を入れない日をわざわざ作って無計画に過ごす。
頭の中に空白を作ることで、新しい発見に気づけるいい機会になる。
ずっと頑張っている自分を、時々はきちんと休ませてあげることを忘れずに。