自己愛性パーソナリティ障害 診断結果04

心理テスト診断結果

このセルフテストの結果に関してはあくまでも個人の参考程度に留めていただくことをご承知おきください

51~100% 大きく問題があります

この数値に属する人は必ずしも自己愛性パーソナリティ障害と断定できるものでもありませんが、傾向は強くあるでしょう。

このゾーンの人と職場の先輩や上司、夫婦や親子など人生を共にするには苦痛を伴います。不機嫌な表情、人を雑に扱う、共感性が欠如、パートナーや子供を上下関係で捉えている、批判や否定が多い、自己中心的、挙げればまだまだあります。

自己愛性パーソナリティ障害は裸の王様とも言えます。自分が中心と思っているものの周囲は冷めた目で見ていることに本人は気付いていない場合が殆どです。

あなたが反発したとしてもあなたの気持ちを受け止めることはまずありません。このタイプの人は非常に上下関係に敏感です。人を上か下かで判断する以上、自分より立場が下だと思っているパートナーの意見など耳を貸しません。下のものが上である自分に反発してきたこと自体が許せずなんらかの報復的な行動や発言もある場合が見られます。

上のものには媚びへつらい下のものには雑に扱う、いわゆる自己愛性パーソナリティ障害は俗に言うモラハラです。イメージとしては男性が思い浮かぶかもしれませんが、意外にも女性もかなり多くこの自己愛性パーソナリティ障害の方がおられます。亭主をダメ男扱いでアゴで使う、イライラをぶつける、嫌味や小言や愚痴をこぼし、挨拶もしないなど。

より良い人生を望むのであれば対策が必要と思われます。今後の夫婦関係、親子関係、人間関係において自己愛性パーソナリティ障害は弊害をもたらせます。ご夫婦で、まずはあなたがカウンセリングにてぜひカウンセラーに相談にお越しいただくことから始めましょう。

診断結果について

診断テスト大変お疲れさまでした

当てはまるものが多いほど、自己愛性パーソナリティ障害の傾向が強く、パートナーや家族友人、同じ職場の方々はこれまで対応に困り、悩んでこられたのではないかと思います。

自己愛性パーソナリティ障害は、常に自分は特別な存在であり、自らを過大評価していることが多いですが、その評価に根拠はありません。賞賛を得たい願望が強く、大したことがなくても誇張して賞賛を得ようとします。自分が良ければすべて良しであることから、周囲の考えに共感を示さず、時には目標達成のために他者を利用します。

自分だけを愛している人=自己愛性パーソナリティ障害かというと、そう単純なものではありません。根底には、強烈な劣等感を抱えており、その劣等感を表面化させないために、無意識的に過剰ともいえる防衛反応として上記のような行動が現れます。自身の脆い自尊心が脅かされる状況になると、周囲を過剰に批判してプライドを保とうとしますが、本人はそのメカニズムに気づいていない、もしくは気づかないようにしています。

家族や友人など周りの人は、共感を示すことなく、駒のように人を利用する様子を見て、仲良くする気にならないのも無理はありません。行き過ぎた言動や対応はモラルハラスメント(モラハラ)に当てはまる場合もあるため注意が必要です。

自己愛性パーソナリティ障害の人は、生活するにあたり違和感や困り感を抱いている人はほとんどいません。自分が最高であり、自分こそが評価されるべき存在であると考えています。それに巻き込まれる周囲の方は、心身ともに非常に疲弊することは間違いありません。まずは、お困りのある周囲の方に当セラピーのカウンセリングを受けていただき、対応方法などを一緒に考えていきましょう。